その頃だろうか?ドラクエVのオーケストラ演奏の音源をCDショップで見つけ、購入した。
それまで、映画音楽やアニメの音楽の演奏を聞く機会はあったが、聞きながら映画・アニメの名場面を思い出して、そのときの思いを追体験するのが主体だった。しかし、ドラクエは違った。CDが奏でるドラクエのシンフォニー音源は、ゲームで流された機械的な音楽を大きく発展させ、色彩感あふれる新しい音楽に昇華されていたのである。そして、続いてドラクエWのシンフォニーCDも世に出た。ドラクエVは日本のN交響楽団の演奏だったが、ドラクエWは英国のL交響楽団の演奏だった。ドラクエVは初めての試みでもあったのだろう。きっちりしているが、少しお堅い、、、しかしドラクエWは指揮をしたすぎやまさんも2度目であり、演奏者にもゲームをさせたと聞く。心躍る「すぎやまこういち、会心の名演」となった。と10106は感じる。
10106は若いころ作曲にも挑戦したが、結果は散々なものだった。しかし、10106が編曲した合唱曲がコンクールで入賞して感謝されたこともあり、編曲には少し自信を持った。最近は好みの曲を室内楽にアレンジすることが多い。そこでこの機会にと、ドラクエWの編曲に着手した。そして、改めて「すぎやまこういち」の偉大さに触れ、感動した。彼の音楽、とくに旋律は個性的ですばらしい!そして多彩、アレンジも絶品!ドラクエWの交響組曲の演奏時間は約1時間、そのエッセンスだけ抽出して短時間にまとめようと努めたのだが、10106編の室内楽版「ドラクエW組曲」の演奏時間は15分の大作?になってしまった。それだけ、「ドラクエW交響組曲」の内容が濃いということを示している。
久しぶりに記した「ひとりごと」はドラクエの思い出とその音楽、音楽担当「すぎやまこういち」さんへの思いに終始してしまった。10106も最近加齢の影響だろう、新しいことへの挑戦することが稀になった。「すぎやまこういち」の逝去は残念だが、私が久しぶりの高揚し、「ひとりごと」にも執筆する契機になったようだ。
あなたは最近何かに刺激され、始めたことはありますか?10106はあなたの挑戦を応援します。ただ、ほどほどに、、、
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