となりの音楽家の ひとりごと |
OBオーケストラ |
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先日のゴールデンウィークに信州M市に出かけた。10106がS大学に在学中、所属していたS大学オーケストラのOB・OG会のイベント(同窓会)に参加するためである。 このイベントはコンサート・ホールに集合して半日の練習、翌日の午前中にリハーサル、午後公開演奏(コンサート)を開催して、それを肴に夜宴会をするというもの。4年に一度、サッカーのワールドカップの年に開催している。今回の曲目はドボルザークの交響曲“新世界より”とスメタナのモルドー。よる年波で、速いところには付いていけないものの、大いに楽しませていただいた。 10106はもう一つのOBオーケストラにも顔を出している。それは京都のR高校のOBオーケストラ。昨年の夏には、大阪のシンフォニーホールでコンサートを開催した。こちらの活動は3年に一度、半年かけて練習して本番を迎える。 指揮は両オケとも、オケのOBで音楽に魅了され、プロとなった輩が担当している。趣味として余暇に音楽を楽しむ我々アマチュアと違って、生活すべてが音楽づくし(音楽三昧?)。苦労も多いのでは?と思う一方、羨ましいかぎりである。
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オケのメンバーはというと、個々の実力はさておき、これまた音楽がやめられない連中(私も含め)。日常の生活に追われ、疲弊する(適当にしてる輩もいるようだが、、、)中、わずかに見つけた余暇を音楽に費やしている。オタク?音楽依存症?の多くは、つね日ごろ住まい近くのアマチュア・オーケストラなどの団体に身を寄せて音楽生活を送っているとのこと。 演奏はというと、学生オケのような緊張感に満ちた力強さを求めることはできないものの、永年培った経験に裏打ちされた?ごまかし方に眼をつぶりさえすれば、なかなか味わい深い、、、 地道な?日常的な音楽活動も悪くないが、日ごろの環境から離れて数年に一度集まってコンサートを開く。このようなフェスティバル・オーケストラには新鮮な出会い、驚き、そして刺激が満載。音楽オタクたちに他では得がたい活力を与えてくれる。合奏は参加するだけで充分楽しいのだが、メンバー全員が同じキャンパスで青春時代を過ごした仲間である。この魅力はOBオーケストラならでは、無上の快楽となっている。 あなたには若いころから続けている趣味はありますか?中断しているなら、もう一度始めてみませんか?
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(10106: 2014.5/20) |
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