となりの音楽会

My Neighbor Concert 

となりの音楽会2014 ガブリエル フォーレ 心の歌

2014年9月21日 秋篠音楽堂(大和西大寺:奈良市)

 

  今年のプログラムはフォーレの室内楽だけで構成した。コンサートはいかにもフォーレらしいアンダンテのヴァイオリンソロで始まった。

 

  曲目解説をお願いした音楽評論家の近藤秀樹氏。幕間にフォーレについてのショートレクチュアーをしていただいた。

 



  今回のメインプログラムはピアノ四重奏曲第一番。テンポ感は良好!ところが終楽章の途中でヴァイオリンの弦が急に緩む事故で中断。心残りとなった。でも録音は編集で中断など全くなかったかのごとく修正!さすがコピペの威力と感動?

 

  休憩の後、出演者全員がソロ曲を演奏。最初は姫野さんがワルツ カプリス 第一番を熱演。

 

  石川氏は名曲シチリアーノを軽やかに演奏。

 

  和食氏がしっとりと演奏した夢のあとにはアンケートの一番人気、グランプリを獲得した。

 

  来田さんはほとんど演奏の機会がない初見視奏曲を優しくさわやかに、超絶テクニックの幻想曲を軽やかに演奏、聴衆を魅了した。

 

  岩井さんはチェロの名曲エレジーを熱演。

 

  プログラムの最後はおなじみの子守歌。フォーレらしく地味にコンサートは仮閉めとなった。

 

  今年の全員合奏はドビュッシーの小組曲より「小舟にて」。フォーレの人間味溢れる個性的な音楽のあとで聞く、ドビュッシーは一服の清涼剤となったようだ。

  今年はマニアックなプログラムから来場者が少ないのではないか?と心配したが、110ほどの熱心なお客様に最後まで支えられ、閉めのチャルダッシュで無事終了しました感謝!合掌!

 


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