アマディス カルテット 結成40周年記念コンサート

2019年10月14日 長野市芸術館小ホール(長野市)

写真集

 

 

 秋は台風シーズンでもある。今回の長野公演は千曲川も氾濫させた台風19号の直撃にあった。当初はコンサート前日昼に長野市に集合、前日リハーサルを予定していたが、その前日9月12日に日本列島を縦断した。OさんとSさんは予定を早めて9/12午前中に長野に到着。Nは名古屋からバスとタクシーを乗り継いで9/13午後長野到着。Tさんは自家用車で夜に到着。Iさんは車で日立を出発、高崎でOさんと合流、高速と一般道を駆使して夜遅くに長野へ到着した。青木さんは千曲川の氾濫被害の対処のため、急遽出演がキャンセルとなった。

 

 コンサート会場は長野市芸術館小ホール。今回のコンサートを纏め上げたW氏の人徳?舞台には大きな花束がいくつも届けられた。

 今回のコンサートのメインはドビュッシーの弦楽四重奏曲第1番、カルテットの曲の中でも屈指の難曲である。いくつかのノン感を乗り越えて、楽章間に充分なインターバルを取りながら、何とか最後まで完奏することができた。しかしその出来は演奏後の挨拶の様子で窺うことが出来る。ビオラのW氏とチェロのI氏はやりきった満足感がにじんでいる。しかし1stVnのNは自分のふがいなさに頭を抱えている。また、2ndVnのO氏は少し反省するところがあったのか?なぜか伏目がち、、、
 休憩を挟んでゲストの皆さんに手伝ってもらってのプログラムとなった。先ずはT氏のフルートコンチェルト。華麗な響きに聴衆は固唾を呑んで聴き、割れんばかりの喝采をした。
 全員合奏ではラベルの亡き皇女のためのパバーヌととなりのトトロを演奏。とくにベースの響きはすばらしく、「5弦バスですか?」と来場したベーシストに問われて、「4弦です。」と答えてO氏はご満悦の様子だった。(^^) 
 

 アンコールはNHKの朝ドラ アマちゃんのテーマとチャルダシュ!台風の余波で交通アクセスがままならないなか、お集まりいただいた110余名の暖かい拍手に包まれて、アマディスカルテット結成45周年記念長野コンサートは閉幕した。
 打ち上げパーティーは長野駅近くのホテル“メルパルク長野”で行われた。信大オケOB・OGを中心に多くの友人が駆けつけ、旧交を温めた。


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