XCodeを使ってCrossFramework用プロジェクトファイルを作成する方法を説明します。
MacOSX用のプロジェクトファイルの作り方を説明しますがiOS用もほぼ同じ方法で作成できます。
ここではcrossframeworkディレクトリが Desktop に設置されているとします。
1. 新規プロジェクト作成
- 新しいプロジェクトを作成します。
- CocoaApplicationとして作成します。
2. 参照設定
- CrossFrameworkのプロジェクトファイルを参照するように設定します。
- 「~/Desktop/crossframework/Library/build/library/macosx/XLibrary.xproj」を作成したプロジェクトファイルにドラッグ&ドロップしてください。
- 作成したプロジェクトのターゲットを「右クリック」「情報」を開き「ターゲット」タブの「直接依存関係」にXBaseを追加してください。
- 「ビルド」タブの「ヘッダ検索パス」に「~/Desktop/crossframework/Library/include」を追加してください。
- 「ビルド」タブの「プリプロセッサマクロ」に「XLIBRARY_DEBUG」を追加してください。
- (*指定するプリプロセッサについて詳しく知りたい型は ビルドバージョン をご覧ください。)
- XLibraryのlibXBase.aをターゲットの「バイナリをライブラリにリンク」にドラッグ&ドロップしてください。
- 以上で参照設定は終了です。
- (*ここではXBaseしか参照設定しませんでしたが、XG3Dなど他のライブラリを参照するときも同様に設定してください。)
3. プログラム記述
- 試しにウィンドウを表示させるプログラムを記述します。
- main.m を main.cpp に名前変更します。
- デモのソースコード「~/Desktop/crossframework/Library/build/demo/src/XBase/display/Main.cpp」の内容をコピー&ペーストします。
- ビルドして実行するとウィンドウが表示されます。
以上でチュートリアルは終了です。お疲れ様でした。
なお、このプログラムはMacOSX以外にもWindows、iOSで動作します。
その他のプログラムを書く場合はデモのソースコードを参考にしてください。